こんにちは、ヤマグロの開発チーム「team Y. G. E.」です。
表題の通り、Google Playで配信しているアプリ「AAびゅーわ」をv1.7.2へアップデートしました。 これはv1.7.1に引き続き、ベータテスター参加者のみ対象となります。
AAびゅーわ - AA表示アプリ - Google Play のアプリ
主な変更点
- AAぶらうざでサポートしていないサイトを開いた時に、警告のメッセージを出すようにしました
- AAぶらうざ周りの処理を少し最適化しました
主な変更点の詳細
AAぶらうざでサポートしていないサイトを開いた時に、警告のメッセージを表示
v1.7.0のリリース記事でも触れていますが、サイトによって現状のAAぶらうざではどう頑張っても対応できないものがあります。 そうしたサイトを開いた際に、簡易的ですがメッセージを表示するようにしました。 この非サポートサイトに関しては、サーバ側で管理しているため、今後リストは自動的に更新していきます。
AAぶらうざ周りの処理を少し最適化しました
技術的な話になりますが、一部の処理を公式が推奨している方法に変えたので、理論上少し処理が軽くなっているはずです。
次回以降のアップデートについて
気がつけば2年近く続いていたbeta版ですが、今回をもって終了予定です。 次回はベータ版と統合したv1.8.0の正式版をリリース予定です。
AAぶらうざの開発ポリシーについて
ここであらためて、AAぶらうざの開発意図と今後の扱いについて書きます。
本来、AAびゅーわはWebページの一部で使われていたAAが、崩れた設定で表示されていることが気になったことがキッカケで開発が始まりました。 そのため、基本的には翻訳アプリのように「Webページの一部を表示する」ことを前提としていました。
しかしリリースしてしばらくした後、Androidのシェア機能では想定していない量のテキストをAAびゅーわで開こうとしているユーザーが一定数いることを知りました。 調査してみたところ、いわゆる「やる夫スレ」のまとめページをまるごと表示しようとしていることもわかりました。
上記にも記載したように、Androidのシェア機能自体には送れるテキストの量に限界があります。 そのため、苦肉の策として開発を始めたのがAAぶらうざとなります。
AAぶらうざは、WebViewという機能をベースに開発しています。 また、AAを表示すためにセキュリティ的に危うい処理を一部行っています。 そのため、セキュリティ的な安全を少しでも確保するため、あえてブラウザとしての機能は不便な作りにしています。
具体的に書くと、次の意図をもって開発しています。
- 必要以上に画面遷移してほしくないため、AAぶらうざ内でのページ移動は制限していきます
- 当然ブックマーク機能は追加しません
- 画像表示なども今後可能であれば廃止していきます(最終的にテキストのみを抽出した表示を目指します)
不便と思われるでしょうが、基本的にはまとめサイト等はAAぶらうざではなく、そのサイト自体がスマートフォンでの表示に対応すべきだと考えています。 今後も積極的に非サポートサイトは追加していく予定です。 こうしたサイトのAA表示対応は、それぞれのサイトの管理人に依頼するようにお願いします。
今後もヤマグロをよろしくお願いします。